[{"data":1,"prerenderedAt":333},["ShallowReactive",2],{"content-\u002Fcontents\u002Fmemento-reading":3,"surroundPost-\u002Fcontents\u002Fmemento-reading":324},{"id":4,"title":5,"body":6,"createdAt":308,"description":309,"draft":310,"extension":311,"meta":312,"navigation":313,"path":314,"seo":315,"stem":316,"tags":317,"thumbnail":321,"updatedAt":322,"__hash__":323},"contents\u002Fcontents\u002Fmemento-reading.md","Memento | Paper Summary",{"type":7,"value":8,"toc":268},"minimark",[9,13,17,20,23,26,29,32,35,38,41,44,49,52,56,59,63,66,70,73,76,79,82,85,88,91,95,98,102,105,109,112,115,119,135,138,141,144,147,150,154,158,161,165,168,172,175,179,182,186,189,193,196,200,203,207,210,214,217,221,224,228,231,235,238,241,249,252,258,261,265],[10,11,12],"h2",{"id":12},"これは何の論文か",[14,15,16],"p",{},"Memento: Fine-調整 LLMエージェント without Fine-調整 LLMsは、LLMエージェントの「学習」を、モデル重みの更新ではなく、経験の保存・選択・再利用として設計する論文。 狙いは、長い調査やツール利用を行うエージェントが、毎回ゼロから考えるのではなく、過去の似た課題で何を計画し、何が成功し、何が失敗したかを使って次の行動を良くすることにある。",[14,18,19],{},"従来のエージェント改善には大きく二つの寄り道がある。ひとつは、固定された reflection や手書きワークフローを増やす方向。これは狭いタスクでは効くが、環境が変わると硬い。 もうひとつは、LLM 自体を強化学習や教師あり学習で ファインチューニング する方向。こちらは柔軟だが、計算コストが高く、継続的に運用しながら学ぶには重い。",[14,21,22],{},"Memento はその間に入る。モデル本体は固定したまま、過去の実行軌跡を「事例」として外部記憶に保存し、現在のタスクに似た事例を取り出して planner に渡す。 つまり、学習するのは「どの事例を参照すると良いか」という選択方針であり、LLM の重みではない。",[14,24,25],{},"この論文が面白いのは、単なる RAG ではなく、古典的な事例-based 推論と強化学習をつないでいるところ。 過去の文書を検索するのではなく、過去の状態・計画・報酬を持つ経験を検索し、それを計画の材料にする。",[14,27,28],{},"読む前の見取り図としては、コーパスを直接歩く検索エージェント が「資料庫をどう歩くか」、Shepherd が「実行履歴をどう分岐・再生するか」なら、Memento は「成功・失敗した実行経験を、次の計画にどう効かせるか」を扱う論文だと思うと入りやすい。",[10,30,31],{"id":31},"何が問題だったのか",[14,33,34],{},"調査エージェントは、似た失敗や似た探索を何度も繰り返しやすい。過去にどんな計画で成功したか、どんな道具の使い方で失敗したかを覚えられれば、次のタスクをもっと良く始められる。",[14,36,37],{},"しかし、運用中のエージェントを毎回ファインチューニングするのは重い。コストが高く、失敗経験をどう安全に学習させるかも難しい。かといって、生ログをそのまま保存しても、次の計画で使いやすい経験にはなりにくい。",[14,39,40],{},"Memento が扱う問題は、モデルの重みを更新せずに、過去の経験を「次の計画に使える事例」としてどう保存し、どう選ぶかである。経験をただ残すのではなく、状態、行動、結果のまとまりとして扱う必要がある。",[10,42,43],{"id":43},"提案手法の中身",[45,46,48],"h3",{"id":47},"_1-過去の経験を事例として保存する","1. 過去の経験を事例として保存する",[14,50,51],{},"Mementoは、現在のタスク、作った計画、結果の成否を事例として保存する。論文中では事例を状態、行動、報酬の組として扱う。 これにより、単なる会話ログではなく「この状況で、この計画を使ったら、うまくいった \u002F 失敗した」という再利用可能な経験になる。",[45,53,55],{"id":54},"_2-planner-が事例を読んで計画を作る","2. planner が事例を読んで計画を作る",[14,57,58],{},"新しいタスクが来ると、planner は事例記憶から関連する過去ケースを読む。非パラメトリック版では意味的類似度で近い事例を取る。 パラメトリック版では、どの事例が成功に効きやすいかを Q 関数で学び、その値に基づいて事例を選ぶ。",[45,60,62],{"id":61},"_3-executorが-mcp-経由でツールを使う","3. executorが MCP 経由でツールを使う",[14,64,65],{},"planner が作った subtaskを executor が実行する。検索、Webクロール、画像、音声、PDF、表計算、コード実行などを MCP 経由で扱う構成になっている。 実行中の subtask やツール呼び出し は別の記憶に保存され、planner は途中結果を見ながら再計画する。",[45,67,69],{"id":68},"_4-成功失敗を次の記憶更新に使う","4. 成功・失敗を次の記憶更新に使う",[14,71,72],{},"タスクが終わると、結果を事例 bank に追加する。パラメトリック版では同時に Q 関数を更新し、「どの事例が次の計画で役に立つか」の選択方針を改善する。 ここが、単に事例を増やすだけの RAG と違うところ。",[10,74,75],{"id":75},"どうやって確かめたのか",[14,77,78],{},"評価は、事例ベースの記憶が長い調査やツール利用の計画をどれだけ助けるかを見るために組まれている。GAIA と DeepResearcher 系のオープンドメイン QA タスクを使い、計画、検索、ツール利用を含む長めの実行で確認する。",[14,80,81],{},"比較対象は、記憶なしの調査エージェント、過去事例を検索して使う Memento、事例選択やオンライン実行器を入れた構成である。分布外の課題でも効くかを見るため、訓練時と違う種類の質問も含める。",[14,83,84],{},"測る指標は、Pass@3、F1、完全一致に近い部分一致指標、計画の成功率、事例選択を足した時の差分である。",[10,86,87],{"id":87},"結果はどうだったのか",[14,89,90],{},"Mementoは GAIA 検証で 87.88% Pass@3 を出し、論文中の時点でトップ水準として報告されている。private テストでも 79.40%。 DeepResearcher 系の7つの open-領域 QA では平均 66.6% F1、80.4% PMで、訓練-based な DeepResearcher を上回る。",[45,92,94],{"id":93},"gaia","GAIA",[14,96,97],{},"長いツール利用と計画の評価。検証で高い値を出す一方、Level 3 のような長い課題はまだ難しい。",[45,99,101],{"id":100},"deepresearcher","DeepResearcher",[14,103,104],{},"web 調査と 複数段QA で強い。事例-based 記憶が特に効く領域として読める。",[45,106,108],{"id":107},"ood-generalization","OOD generalization",[14,110,111],{},"Musique、Bamboogle、PopQA で事例-based 記憶が 4.7から 9.6 ポイントの絶対改善を足している。",[14,113,114],{},"切り分け実験では、online executor だけを足してもノイズが増える場合がある。計画を入れると大きく改善し、さらに事例-based 推論を足すと追加で伸びる。 つまり「外部情報がある」だけでは足りず、「計画」と「経験の選択」が必要だ、という結果になっている。",[10,116,118],{"id":117},"限界注意点","限界・注意点",[120,121,122,126,129,132],"ul",{},[123,124,125],"li",{},"事例 bank が増え続けると、検索コストや質の劣化が問題になる。論文も swamping problem に触れている。",[123,127,128],{},"報酬が正しく付く前提が強い。実運用では「成功したように見えるが危険」な事例をどう扱うかが難しい。",[123,130,131],{},"Deep 調査エージェントとしての評価が中心なので、会話記憶や個人アシスタント記憶へそのまま移せるとは限らない。",[123,133,134],{},"結果は強いが、GPT-4.1 \u002F o3 \u002F o4-mini と豊富なツール stack を使っているため、記憶だけの効果として読むと過大評価しやすい。",[14,136,137],{},"読みどころは、記憶を「取り出す知識」ではなく「次の計画を選ぶための経験」として扱う点。 記憶とスキルの劣化 の文脈では、事例を増やすだけでなく、どの事例を残すか、どの事例を危険として退けるかまで考えたくなる。",[10,139,140],{"id":140},"おい丸のようなエージェントにどう使えるか",[14,142,143],{},"おい丸のような作業支援エージェントでは、記憶は「たくさん保存すればよい」ものではない。継続学習を外部化する LLM の重みを更新せず、経験を事例 bank に保存して、類似課題の計画に使う。 M-MDP として定式化通常の MDP に記憶 space を加え、状態、行動、報酬を持つ事例を読み書きするエージェントとして表す。",[14,145,146],{},"この論文を使うなら、記憶を保存箱ではなく、検索、鮮度、信頼境界、更新、削除まで含む状態管理として設計する。どの記憶をいつ使うか、古い記憶をどう扱うか、検索結果をそのまま文脈に入れてよいかを分けて考える。",[14,148,149],{},"注意点もある。つまり、個人向けエージェントに持ち込む時は、記憶の量よりも、使える条件、使ってはいけない条件、検証できる形を一緒に持たせることが重要になる。",[10,151,153],{"id":152},"qa","Q&A",[45,155,157],{"id":156},"q-memento-は何を-ファインチューニング-しているの","Q. Memento は何を ファインチューニング しているの？",[14,159,160],{},"A. LLM 本体ではなく、過去事例をどう選ぶかの記憶側の方針を更新する。だから「LLMを ファインチューニング しない ファインチューニング」というタイトルになっている。",[45,162,164],{"id":163},"q-rag-と何が違う","Q. RAG と何が違う？",[14,166,167],{},"A. RAG は文書を検索することが多い。Mementoは、過去の状態、計画、結果を持つ経験を検索し、次の計画に使う。",[45,169,171],{"id":170},"q-事例-based-推論って何","Q. 事例-based 推論って何？",[14,173,174],{},"A. 似た過去事例を思い出し、その解き方を今の問題に合わせて使う考え方。Memento はこれを LLMエージェントの計画に載せる。",[45,176,178],{"id":177},"q-m-mdp-のポイントは","Q. M-MDP のポイントは？",[14,180,181],{},"A. 通常の状態と行動に加えて、過去経験の記憶 space を明示すること。エージェントの行動が現在状態だけでなく記憶にも依存する。",[45,183,185],{"id":184},"q-parametric-記憶は-llm-の重み更新","Q. parametric 記憶は LLM の重み更新？",[14,187,188],{},"A. 違う。更新するのは事例選択用の Q 関数で、LLM 本体の重みではない。ここを混ぜると読み違える。",[45,190,192],{"id":191},"q-どこで一番効いている","Q. どこで一番効いている？",[14,194,195],{},"A. 長い計画、web 検索、ツール利用、複数段QA のように、過去の進め方が次の計画に効くタスクで強い。",[45,197,199],{"id":198},"q-なぜ-online-executor-だけでは不十分","Q. なぜ online executor だけでは不十分？",[14,201,202],{},"A. 外部情報を取れるだけだと、ノイズや寄り道も増える。planner と事例記憶が、どの情報をどう使うかを整える。",[45,204,206],{"id":205},"q-失敗事例も保存する意味は","Q. 失敗事例も保存する意味は？",[14,208,209],{},"A. 同じ失敗を避ける材料になる。成功例だけだと、危ない道や無駄な探索を学べない。",[45,211,213],{"id":212},"q-記憶とスキルの劣化-とどうつながる","Q. 記憶とスキルの劣化 とどうつながる？",[14,215,216],{},"A. 事例 bank は増えるほど良いとは限らない。古い事例、危険な事例、重複事例をどう管理するかが次の問題になる。",[45,218,220],{"id":219},"q-shepherd-と比べると","Q. Shepherd と比べると？",[14,222,223],{},"A. Shepherd は実行履歴を分岐・再生できる基盤。Mementoは、保存された経験を次の計画でどう選ぶかに寄っている。",[45,225,227],{"id":226},"q-実務に持ち込むなら","Q. 実務に持ち込むなら？",[14,229,230],{},"A. 「過去の成功手順集」を作るだけでなく、どの状況でどの手順を参照すべきかまで学習・評価する設計にする。",[45,232,234],{"id":233},"q-読後に残る一言は","Q. 読後に残る一言は？",[14,236,237],{},"A. エージェントの経験はログではなく、次の計画を変える事例として保存して初めて効いてくる。",[10,239,240],{"id":240},"関連する記事",[45,242,244],{"id":243},"shepherd-エージェント作業を横から見守る監督役",[245,246,248],"a",{"href":247},"\u002Fcontents\u002F20260512-paper-watch","Shepherd: エージェント作業を横から見守る監督役",[14,250,251],{},"経験を事例として使う前に、実行履歴を分岐・再生可能な基盤としてどう持つかを見る。",[45,253,255],{"id":254},"スキルを構造として管理する",[245,256,254],{"href":257},"\u002Fcontents\u002Fmemory-and-skill-rot",[14,259,260],{},"事例やスキルが増えた後、古さ・重複・危険をどう管理するかへ進む。",[45,262,264],{"id":263},"remember-the-decision-not-the-description","Remember the Decision, Not the Description",[14,266,267],{},"記憶を「説明の保存」ではなく「意思決定に効く区別の保存」として読む次の候補。",{"title":269,"searchDepth":270,"depth":270,"links":271},"",2,[272,273,274,281,282,287,288,289,303],{"id":12,"depth":270,"text":12},{"id":31,"depth":270,"text":31},{"id":43,"depth":270,"text":43,"children":275},[276,278,279,280],{"id":47,"depth":277,"text":48},3,{"id":54,"depth":277,"text":55},{"id":61,"depth":277,"text":62},{"id":68,"depth":277,"text":69},{"id":75,"depth":270,"text":75},{"id":87,"depth":270,"text":87,"children":283},[284,285,286],{"id":93,"depth":277,"text":94},{"id":100,"depth":277,"text":101},{"id":107,"depth":277,"text":108},{"id":117,"depth":270,"text":118},{"id":140,"depth":270,"text":140},{"id":152,"depth":270,"text":153,"children":290},[291,292,293,294,295,296,297,298,299,300,301,302],{"id":156,"depth":277,"text":157},{"id":163,"depth":277,"text":164},{"id":170,"depth":277,"text":171},{"id":177,"depth":277,"text":178},{"id":184,"depth":277,"text":185},{"id":191,"depth":277,"text":192},{"id":198,"depth":277,"text":199},{"id":205,"depth":277,"text":206},{"id":212,"depth":277,"text":213},{"id":219,"depth":277,"text":220},{"id":226,"depth":277,"text":227},{"id":233,"depth":277,"text":234},{"id":240,"depth":270,"text":240,"children":304},[305,306,307],{"id":243,"depth":277,"text":248},{"id":254,"depth":277,"text":254},{"id":263,"depth":277,"text":264},"2026-05-12 UTC","調査エージェントが過去の探索結果や証拠を記憶バンクとして再利用する論文。深掘り調査で何を残し、どう取り出すかを見る。",false,"md",{},true,"\u002Fcontents\u002Fmemento-reading",{"title":5,"description":309},"contents\u002Fmemento-reading",[318,319,320],"論文まとめ","エージェント記憶","検索","\u002Farticle-pages\u002Fdocs\u002Fassets\u002Fgraphic-recordings\u002Fpaper-summary-default.svg","2026-06-23","9WUQrpfmlmlB4jy8iK_tgpn6VNfBWE_wpSy7Wr-aPco",[325,329],{"title":326,"path":327,"stem":328,"children":-1},"Memanto Paper Summary","\u002Fcontents\u002Fmemanto-memory","contents\u002Fmemanto-memory",{"title":330,"path":331,"stem":332,"children":-1},"MemLens Paper Summary","\u002Fcontents\u002Fmemlens-memory","contents\u002Fmemlens-memory",1782329027090]